子どもが生まれて家族が増えるのはとても嬉しいことです。
ですが、子どもを育てていくためにはたくさんのお金が掛かります。
そこで、どのような費用がどのくらいかかるのか調べてみました。
<PR>
●子育てにかかる費用は大きく分けて二種類
教育費
教育費は入学料、授業料、給食費等の費用があります。
https://www.smbc-card.com/like_u/money/education_funding.jsp<三井住友カード>
かかる費用は公立か私立かによって異なりますね。
小学校から大学まですべて公立で731万円。
すべて私立で2,058万円となっています。
公立か私立かで必要な費用は大きく変わるので、
この辺りは子どもにどういった教育をしていきたいのか、
各家庭の教育方針をすり合わせて準備する必要があるかと思います。
養育費
衣類・服飾費
食費
生活用品費
おこづかい等
養育費は子どもと生活していく上で必要な費用が挙げられます。
1年間に掛かる養育費は、
ちなみにエフピー教育出版「令和3年 サラリーマン世帯生活意識調査」によると、教育資金としての1ヵ月あたりの貯蓄額は平均1~2万円と答えた人の割合が約3割と最も多い結果でした。
https://www.fukoku-life.co.jp/gakushi/trivia/trivia2/<フコク生命>
教育資金として毎月1万5千円ずつ貯蓄していくと、
1年で18万円。
大学進学までの18年間で324万円となります。
進学先にもよりますが、
公立であればなんとかまかなえる金額でしょうか。
また、先ほど紹介した1年間にかかる養育費の金額には、
子どもの為の貯蓄も年間18万円ほど含まれています。
そう考えると、日々のキャッシュフローはもう少し緩やかになりそうですね。
年齢別にかかるお金は?
年齢別にみると
実際にどのくらいのお金がかかるのか見ていきたいと思います。
未就園児にかかるお金
未就園児にかかるお金は1年間で82万円。
1か月で7万円ほどかかる計算になります。
月々1万5千円の貯蓄も含まれているので、
毎月にかかる生活費は5万5千円ほどとなります。
保育所・幼稚園児にかかるお金
幼稚園児にかかるお金は1年間で115万円。
1か月で9万6千円ほどかかる計算になります。
月々1万5千円の貯蓄を引くと、
毎月にかかる生活費は8万千円ほどとなります。
ただこの金額には保育料の30万円も入っています。
3歳から5歳までのこどもの場合、
令和元年10月より幼児教育・保育の無償化制度が利用できます。
この制度を利用すれば、その分負担も軽減でき、
共働きであれば更なる収入も見込めます。
令和元年10月から幼児教育・保育の無償化がスタート
幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3歳から5歳児クラスのこどもたち、
住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラスまでのこどもたちの利用料が無料になります。幼稚園、保育所、認定こども園等
○ 幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの全てのこどもたちの利用料が無料になります。
○ 0歳から2歳までのこどもたちについては、住民税非課税世帯を対象として利用料が無料になります。
○ 幼稚園、保育所、認定こども園に加え、地域型保育も同様に無料になります。
https://www.cfa.go.jp/policies/kokoseido/mushouka<こども家庭庁>
小学生にかかるお金
小学生にかかるお金は1年間で116万円。
1か月で9万7千円ほどかかる計算になります。
月々1万5千円の貯蓄を引くと、
毎月にかかる生活費は8万2千円ほどとなります。
中学生にかかるお金
中学生にかかるお金は1年間で156万円。
1か月で13万円ほどかかる計算になります。
月々1万5千円の貯蓄を引くと、
毎月にかかる生活費は11万5千円ほどとなります。
高校生にかかるお金
高校生に関するデータはありませんでしたが、
中学生と同等程度のお金がかかると見ていいかと思います。
大学生にかかるお金
大学生にかかるお金は1年間で71万円。
1か月で6万円ほどかかる計算になります。
また、子どもの為の貯蓄は大学進学に使う場合が多く、
大学生本人もアルバイト等で収入を得る人が増えるため、
全体的に生活費の負担は減る傾向にあるようです。
まとめ
学年 | 生活費/1年 | 貯蓄/1年 | 生活費/1か月 | 貯蓄/1か月 |
未就園児 | 82万円 | 18万円 | 7万円 | 1万5千円 |
幼稚園 | 115万円 | 18万円 | 9万6千円 | 1万5千円 |
小学校 | 116万円 | 18万円 | 9万7千円 | 1万5千円 |
中学校 | 156万円 | 18万円 | 13万円 | 1万5千円 |
高校 | 156万円 | 18万円 | 13万円 | 1万5千円 |
大学 | 71万円 | 6万円 |
年間に掛かるお金と月々のキャッシュフローをまとめるとこのようになりました。
この金額はあくまでも平均値ではありますが、大まかな目安にはなるのではないでしょうか。
あとは家庭での教育方針とすり合わせて計画的に準備していければ安心かと思います。
コメント